CG会社に入ったら「やりたい仕事が出来なかった。」それでもTさんが転職せずにやりたい仕事が出来るようになった体験談

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先日、以前同じ職場で働いていた人との飲み会があったんですが、現在CGデザイナーとして働くTさんに転職しようとしたけど、結果的に我慢してしなくてよかっ珍しい話を聞きました。

 

Tさんは元々デザイン系の専門学校を卒業して映像の仕事に関わりたくて映画撮影の現場で立ち回るお手伝いをしていましたが、エフェクトの仕事に興味を持ち映画やアニメなどの映像系の仕事を多くやっているCG会社を探して転職しました。

 

しかし、転職した会社は映像系の会社で規模が小さかった為に人手をいつも欲しがっていましたが、未経験だったのにかかわらず内定をもらい喜んで働くことにしましたが、蓋を開けるとエフェクトでも編集の仕事でもなくパチンコのオーサリングの仕事で希望していた仕事が出来なかったんです。まぁ、オーサリングもコンポみたいな職種ではありますが…。

 

オーサリングの仕事とはデザインをするというよりも、作られた素材を繋げたり編集したりする事がメインで、エフェクトを後から付けたりする事もありますが、エフェクトの技術をがっつり上げる事はできない環境でした。遅い時には毎日22時過ぎまで働きながら、やりたい事ができないストレスが貯まりながらもそれでも未経験の自分を雇ってくれたから最低でも3年は働こうと決めていました。

 

年に1回ある面談ではコンポやエフェクトチームに入りたい事を上司に伝えるも中々移動させてもらうことは出来ませんでしたが、運良くパチンコ業界に規制が入り仕事が激減してオーサリングの仕事がなくなった為に、2年半が経過した頃にコンポとエフェクチームに配属される事になり、やりたかった 映画やアニメの仕事が出来るようになったんです。

 

分からない事だらけで毎日遅くまで働き技術をつけようと頑張っていますが、やりたかったクリエイティブな仕事が出来て、今は会社を何度も転職しようと思ったけど辞めなくて良かったと話していました。

 

CG会社は都度求められる仕事が変わる

 

昔はパチンコやスロットの仕事が多くありましたが、今はソーシャルゲームの仕事が多くなり使うソフトも技術も常に変化しています。その為、今まで働いていた人も時代の並に乗らなければいけないので1から働きながら新しいソフトを覚える必要が出てくるんです。

 

どんな業界でも大きな波は突然やってくる事がありますが、その荒波に上手く乗れたTさんは運良くやりたかった仕事が出来るようになったんです。

 

CG会社は部署異動がしやすい

 

今回移動出来たのはたまたま運が良かっただけですが、CG会社は人手が常に足りていないので辞められるよりも、未経験でも本人がやりたい意思さえあれば他の部署に移動してくれる可能性が多くあります。

 

もちろんここで言う本人の意思とは、「何も分からないけどなんとなくやりたいから1から教えて」ではなくて、「どうしてもやりたいから休日や早く帰れた日にYOUTUGBEで動画を見ながら基礎的な事を勉強して知っている」ぐらいの知識がある事が前提です。

 

過去に知り合いではモデラーとして働いていたけど、やっぱりエフェクトに興味が出たから移動した人もいるし、コンセプトアーティストからモデラーになった人もいます。

 

普通の人だったら1から専門学校に通って勉強し直してまた会社に入る必要があると思いますが、辞められて人手が足りなくなるよりも、本人が頑張る気持ちが大切ですが、やりたいと言ってくれる人に仕事を振ってくれる場合が多いんです。

 

転職しないほうが良い時もある

 

人間関係も好きだし、会社も好きだけど「他の仕事がどうしてもしたい!部署を移動したい!」と思っている場合は、わざわざ会社を辞めなくても上司に相談すると部署異動させてくれる可能性があります。特に大手である程度良い給料をもらっているのであれば、転職に失敗すると逆にお給料が減ってしまうかもしれませんからね…。

 

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